Windows イベント ID 4754: セキュリティ有効ユニバーサルグループの作成
セキュリティが有効なユニバーサルグループが作成されたときに記録される。ドメインコントローラでのみ発生し、フォレスト全体に及ぶスコープを持つ AD グループの新設を捉える。
概要
サブカテゴリは Audit Security Group Management。Active Directory 上にセキュリティ有効のユニバーサルグループが作成されると生成され、ドメインコントローラでのみ記録される。ユニバーサルグループは、フォレスト内のどのドメインからもメンバーを持て、どのドメインでも権限を付与できる、最も広いスコープを持つ。メンバー情報はグローバルカタログに複製され、フォレスト全体へ波及する。グローバルグループ版は 4727、ローカルグループ版は 4731。
発生契機・方法
New-ADGroup -GroupScope Universal -GroupCategory Security、Active Directory ユーザーとコンピューター(ADUC)などによるユニバーサルグループ作成。
セキュリティ上の確認事項
- ユニバーサルグループはフォレスト全体に影響するため、想定外の作成主体・グループ名は、より広い権限設計の変更として重視する。
- グループ作成だけでは権限は付かないが、直後のメンバー追加 4756 と組み合わせて、権限拡大の一連を追う。とくにフォレスト規模の高権限グループ(
Enterprise Admins・Schema Adminsはユニバーサルグループ)に関わる操作は要注目。
ログレビュー時の注意観点
- 正規の運用(複数ドメインをまたぐロール設計など)でも発生する。作成主体・命名規則の正常パターンと照合する。
- グローバルカタログ経由でフォレスト全体に複製されるため、影響範囲を意識してレビューする。メンバー追加 4756 と併せて読む。
主なフィールド
| フィールド | 意味 |
|---|---|
New Group\Group Name | 作成されたグループ名 |
New Group\Group Domain | グループが属するドメイン |
Subject\Account Name | グループを作成した主体 |